手打 宮武うどん 【復活した名店】
2017/7/6
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Tweet高松市円座町の高松西インター近くにあります「宮武うどん」さんに行ってきました。
その昔、琴平町で「宮武うどん」という有名なお店があり、そこが「ひやあつ、ひやひや」などを始めた元祖らしいのです。そして、その琴平町の宮武うどんさんは残念ながら閉店されたのですが、暖簾や看板など本当に譲り受けて2010年にオープンされたのが、こちらの「高松市の宮武うどん」さん、という歴史があるそうです。
ちなみに「やまうちうどん」など、昔の宮武で修行されたお店が『宮武系』と呼ばれ、「ひやひや」などのメニューを引き継いでいます。また、関東のららぽーとなどにある「宮武讃岐うどん」「宮武讃岐製麺所」とは全く関係ありませんから関東民は混同しないように(苦笑)。
それでは入店します~。
お昼時はだいたい行列ができます。がこのくらいは普通のことでスムーズに列は進んで行きます。
並んでいる左手には、旧店舗で使用していたうどん作りの道具が展示されています。
お店の形態はセルフ店になります。
こちらでお盆を取ってレーンに並びましょう。
それではこちらがメニューです。
しょうゆうどん以外は右側の小250円・大350円のお値段でまとめて表記されているのでお間違いなく。(もしかして、だしかけうどんの値段が書いていないと思う人もいるかと思って。)
そして初めての人のために「ひやあつ」などのかけうどんの説明もきっちりとしてくれています。
県外の人にはすぐにはピンとこないかもしれないのですが、読めば大丈夫ですし、聞けば教えてくれますので。
一番人気はやっぱりひやあつ!
さて、注文しているレーンの目の前では、うどんを打っています。
製麺機を使っていないので全て手作業。切ったり茹でたり洗ったりも見れます。
このうどん作りの一連の作業が見られるのも楽しみです。
サイドメニューは基本的に豊富です。
うどんを受け取るとレジにて支払いを済ませ、席に着きます。
メインはテーブル席で窓際にカウンター席が少々。
そこまで広い店内ではありませんが、座敷席もありますよ。家族連れでも安心ですね。
それでは、ひやあつ(小)250円をいただきましょう!
出汁は上品ですっきりとした味わいです。高松方面のお店にしてはけっこうイリコが効いてる感じがしました。
今まで行った宮武系(山うち、山とも)のような塩分が強い出汁では無かったですね。
麺は標準の太さで手打ち感が良く伝わります。
この手打ちならではの「ねじれ・ちぢれ」がすっごく良いアクセントでただでさえモチモチでレベルの高い麺をより美味しく引きたてています(´▽`*)
また店内にうどんのお代わりも歓迎している張り紙がありましたので、1杯食べてみてもっと食べたい!という人は遠慮なくどうぞ。
店内の壁に描かれているのは昔のお店の周辺の風景でしょうか?
残念ながら私は昔の宮武うどんには行ったことが無いので、味が再現されてる!とか、懐かしい!、いやいや前の方が良かった、みたいなことはまったく語れないのです((+_+))
が、
新しい宮武うどんとして出発されているのですから、筆者みたいな新参者こそこれからのお客さんだと思います。
とはいえサインも沢山あり、すでに高松を代表する人気店です。讃岐うどんブームの創成期から受け継がれてきた味をぜひ一度は体験してみてください。
お店のHPはこちら→http://miyatakeudon.com/
お店の基本情報
住所 香川県高松市円座町340−1
営業時間 09:30~15:00
定休日 水曜日
TEL 087-886-0939
駐車場 30台くらい
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