田村神社 日曜市【神社で日曜だけのうどん】
2018/4/6
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Tweet日曜日だけ神社でうどんが食べられる!高松市一宮町の「田村神社」に行ってきました。
そもそも「田村神社とは」
信仰の歴史は古く、「讃岐国一宮」として香川県内では由緒ある大きな神社です。特に初詣などでは非常に混みあいます。地域の中で最も社格が高い神社のことを一宮(いちのみや)といいます。
この田村神社では日曜日に「日曜市」が開催されており、それに合わせてうどんもふるまわれているいうことで、今回はこれを目当てにやってきました(‘◇’)ゞ(始めたのは先代の宮司さんだそう)。
これが境内の案内図。見難いと思いますが拡大して見てください。
鳥居をくぐって進みます。
見どころは沢山ありますが、まずは本殿まで行きましょう。
すでに「田村神社名物うどん」の看板が目立ちますね(笑)
それでは社務所横の参拝者休憩所へ向かって入店(?)します。
参拝者休憩所(食堂)へ
中は本来は休憩所なので、簡素なテーブルとイスが並べられてある即席の食堂という感じです。広いので席はたくさんありますよ。
年配の方々を中心に運営されているようですが、ここでうどんに関わっている人は皆さん「神社の氏子さん」らしくボランティアで行っているとのこと!いや本当に頭が下がります。この人たちのおかげでうどんが食べられる事を忘れないで欲しいと思います。
さて、まずは入口すぐの所で1玉150円の「うどん券」を購入します。
メニューはシンプルに「かけうどん」のみ!
(注・7月~9月の夏季限定で「冷やしうどん」も提供されています)
丼に入った湯で置きの麺を釜で温めて提供してくれます。
うどんが出来上がると呼ばれるので、カウンターで券と交換します。
受け取ったうどんを自分でテーブルまで運んで食べます。
わずかながらですがサイドメニューもありまして、
フライ・練り物・バラ寿司(小)が100円、バラ寿司(大)と赤飯が200円です。
この日は寿司と竹輪がありました。
ではいただきましょう。田村神社の「かけうどん」150円でっす!
出汁は優しいふんわりとしたイリコの出汁でしょうか。麺は思ってたよりも全然美味しい!お値段を考えればなおさらです。もちろん時間は経過したうどん玉なので、コシが・・とかそう言う無粋なことはここでは言いっこ無しでお願いします(;^ω^)。このちょっとバザーっぽい雰囲気で食べることで、早朝の胃袋にするすると入ってくるうどんだと思います。
食べ終わったら食器は自分で返却口へ。朝うどんもたまには良いですね!お腹に優しくてごちそうさまでした!
食後に外でうどんを作られてたおじさんも休憩してたので少しだけお話を・・と思ったら向こうから「どっから来たんな?」と話しかけてきてくれました(^◇^)。
まず麺について聞いてみると、うどんの麺はさすがにここでは打てないので、何店かのうどん屋さんから持ってきてもらっているそうです。
この日は「手打ちうどん久保」さんと
「大島うどん」さんのセイロが置かれていました。
(複数の店の麺を使用しているようなので、どこのお店の麺が食べれるかもその時次第なのかも?)
おじさんは「麺は仕方ないけど、出汁は自家製でな。この裏側でちゃんと作ってるんやが!」と言っておりました。
出汁にはこだわりを見せるのがさすがですね。うどんに関わるからにはというプライドを垣間見た気がします。
「今日もな、朝一番のお客さんは東京から来た言よったわ」、と上機嫌にお話をされている姿が微笑ましくてニンマリします(*´▽`*)
さて、最後に神社の中を少しだけ紹介します。田村神社は水神信仰を基盤としていて「龍神」をメインに祭っています。この一帯は香川県では珍しく湧水が豊富なんだったとか。
他にもぎゅうぎゅうに七福人の像が並んでいたり。
安産と子宝の犬がいたりと、
至る所に石像や鳥居がある一風変わった神社ではないかと思います。
まあ詳しいことは田村神社の公式HPをご覧ください⇒田村神社のご案内
さて、田村神社という通常のうどん屋とは違ったロケーションで食べるうどんはいかがだったでしょうか。
みなさんもうどんはもちろん、神社も素晴らしい所なので日曜日の午前中にゆっくりとお参りや散策してみはと思います(‘◇’)ゞ
お店の基本情報
住所 香川県高松市一宮町286
営業時間 06:00~13:00 (玉切れ終了)
定休日 月~土、祝日もなので注意!
TEL 087-885-1541
駐車場 神社のが100台ほど
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