宮川製麺所 【出汁のイリコごと食べられる製麺所】
2017/5/31
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Tweet善通寺市の「宮川製麺所」さんに行ってきました。地元に密着した人気店です。
場所は『こどもとおとなの医療センター』という大きな病院の裏手にあり、病院の横の交差点を中に入っていけばお店が見えてきます。昔は国立善通寺病院と呼ばれていました。
お店自体より目立つ大きな駐車場と看板がありますので周辺まで来れば迷うことは無いでしょう。
基本的に製麺所で食べる時は注文の仕方などの説明を書いてくれてたりすることはありません。写真付きのメニューもありません(>_<)しかし宮川製麺所は、店員のパワフルなおばさま達がどうすれば良いか説明してくれるので初めての人でも心配はいりません。実際まごまごとしてると「遠くから来たんな~?」みたいに話しかけてきてくれます(笑)
それでは入店しましょう。一応流れが伝わるように説明できればいいのですが・・(;^ω^)お店に入るとまずは真っすぐに進んで店員さんがいるほうに向かいましょう。写真には写っていませんが左側には小麦粉の袋などが無造作に置かれていて製麺所らしい雰囲気も楽しめます。
右側は飲食エリアです。
奥へ進むと壁の上の方にメニューがあります。と言っても製麺所なので玉数の値段のみです!
一玉160円は安いですね~。
代金の支払いは、食器を返却した後に自己申告で後払いになりますのでご注意を。
まずは、こちらの丼を取りお店の人に玉の数を伝えると、丼にうどんを入れてくれます。
1・2玉は兼用で青の器を。3玉食べる猛者は黒の器です。
基本的にはこのセイロからうどんを取ってもらいます。自分でうどんを取ることもあるようですが、今回は見かけませんでした。
タイミングが良ければ出来立てのうどんも食べられるかも?
さて、麺を受け取ると食べ方はかけでもぶっかけでも自由なのが製麺所です。
オススメの「温かいかけうどん」と仮定して進めますと、一度冷水で締められたうどんなので、左にある釜を使い自分で温めます。
意外と西讃にこうやってテボで温めるお店は実はそう多くありません。
次に出汁を注ぎます。
こちらが名物の「イリコが底に沈んでいる出汁」の寸胴です。
写真は曇ってしまいましたが、ひしゃくで底から掬うとイリコが取れます。
このイリコはもちろん無料ですが、出汁を取ったイリコですし大量に取ってもそんなに良いことはありませんよ。4~5匹程度を試しに乗せてみるくらいでいいでしょう。
ぶっかけうどんで食べる場合はこちらの出汁をかけます。
最後に天ぷら類を選んだら席に座りましょう。
もう一度言いますが、代金は玉数とトッピングを自己申告で後払いです。
右手側の部屋が食堂になっています。
主にカウンター席とテーブル席で構成されています。
あ~このラフで飾らない雰囲気がたまらないんですよねえ。
それではかけうどん(小)160円いりこ乗せ!いただきます(‘◇’)ゞ
さっそくイリコを一口食べてみましょう。どれどれ・・・。
あ、これはさすがに苦い。出汁を取るためにずっと煮込まれたものですし、頭や内臓を取っていませんので、イリコだけ食べるとやっぱり苦いです(笑)。
麺はツルツルとした食感の中細麺です。コシはすごくちょうど良いです!固すぎず柔らかすぎずの
絶妙な理想の真ん中な感じに思えます(´▽`*)
中には少しコシ弱めという感想も見かけますので、これは正直湯で置きを食べたタイミングかもしれません。
もちろんイリコを入れずに出汁の上澄みを入れて食べてもいいんですよ。というかそちらが通常なんですがね。当然ながら苦味はなく想像以上にスッキリとしたイリコ出汁なんです。
ペロリとご馳走様でした!食後は器を流しに返却します。
とにかく味良し・お値段良し・雰囲気良しで大満足でした(^◇^)
このどれかには満足すると考えたら万人にオススメできるお店ですね。
みなさんも宮川製麺所で『製麺所デビュー』してみてはいかがでしょうか?
お店の基本情報
住所 香川県善通寺市中村町1-1-20
営業時間 08:00~18:00 玉切れ終了
定休日 日曜日
TEL 0877-62-1229
駐車場 30台
Comments
今後テボセルフができる新店は現れるのかしら…