うどん処 麺紡 【三陸わかめうどん】(2016年10月OPEN)
2017/1/31
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Tweet観音寺市大野原町にオープンされた「うどん処 麺紡」さんに行ってきました。後で書きますが大将とお話したところ、岩手県陸前高田市の復興支援をされていたそうです!
そうした縁もあり、岩手県産のワカメを使っている「三陸わかめうどん」をオススメとして提供しているそうです。こうしたことが少しでも震災復興に、そして被災地への応援になればよいとおっしゃられていました。遠く離れた香川県からでも出来ることがあるのだと深く感心しました。
場所は地元でない人には少々難しく、山本町方面からなら377号をまっすぐ。観音寺からなら8号を大野原中学校のある辻東交差点で右に曲がった細い道筋にあります。大きな看板のようなものはなく、一応道路から見える看板は小さなこれなんです。見落としがちで一度は行き過ぎてしまいました。
ナビでもお店が表示されないこともあると思うので、その時はお店の向かい側にある「百十四銀行大野原支店」を目標してに行きましょう。
これはオープン直後の写真。この日は玉切れで撤退でした・・・。
実際に行ったのは3回目のチャレンジです。10月27日にオープンして、一旦休むも11月10日に再び営業開始しています。たまたま休み期間に行って「しばらく休みます」の張り紙を見た時はビックリしましたが再開されて良かった(笑)
それでは入店します。
明るくて綺麗な店内です。新店はいいですな~。
お店の形態はセルフ店になりますのでうどんを注文してサイドメニューを選びながらレジへ進みます。
メニューはこちら。絞ってますね。
冒頭の陸前高田市についての会話は退店時にしたもので、この時はオススメかな?と思って「三陸わかめうどん」を注文しました。
麺は大で+80円です。
あとはサイドメニューを選びながらレジへと進みます。
大きなとり天や、独特なちくわ天も目を引きます。
大野原町の地元の豆腐屋さん「福田とうふ」のお揚げ。
サイドメニューはできるだけ地産地消を目指しておられるそうです。
ネギの産地の辻は大野原の地区です。近藤さん・・・は知りませんが(笑)
席へ着く前に水を注ごうとするところに・・おや?
サービスのレタスが!
「野菜不足を解消しましょう」の香川県民のためのお言葉も。
ドレッシングはあんまりいらない派なんでこのくらいで。レタスも無料とはいえ良識ある量をとりましょうね。
今回は大半を占めるテーブル席へ。
一番奥に座敷も1席だけありました。
ではこちらが「三陸わかめうどん」小380円でございます~。
麺は写真のように平たいと思います。太さは普通で良い感じにまばらでもあります。
食べてみるとコシはしっかり強めです!西讃でも豊浜・大野原あたりではこのくらいでも普通なんでしょうけども。出汁はイリコや鰹でしょうかね?こちらは麺ほど西讃パンチなことはなくバランスとれたスッキリとした出汁でした。個人的にはこれがわかめの風味を邪魔せず引きたてるので大正解だと思うのですが。
そしてやっぱり一番感動したのが、この「わかめの天ぷら」!
わかめ単体でも美味しいのですが、天ぷらにしたことでサクサク感も味わえるし、出汁を吸ってさらに美味しいんです。ただのわかめうどんに天かす入れるより、このアイディアは100倍良いと思います。
また写真のとおりで手前の通常のわかめも肉厚で食べごたえがあります。全体的にわかめの風味がふわっと感じるのがいいですね。
予想以上に満足してごちそうさまでした。
と、お店からでると大将が外にいたので、「三陸わかめうどんが良かったです~」と伝えたところ、三陸産のわかめを使っているのは復興支援をしていた縁から使うようになったことなど、いろいろなお話をしてくれました。
店名の「麺紡」も「うどんで人と人の縁を紡ぎたい」とのことから名付けられたそう。
「どうやってこのお店なんて知ってきたんな?」とも聞かれましたが(笑)
改めて新規オープンおめでとうございます!
地産地消・復興支援など商売上は軽視されがちな点を重視されているところはとても好感がもてました。たくさんのお客さんとつながるお店になれば素晴らしいですね。
2017年5月追記。店長さんがブログを始められたようです→うどん処 麺紡のブログ
お店の基本情報
住所 香川県観音寺市大野原町1257-7
営業時間 平日 11:00~15:00 麺が無くなり次第終了
土・日・祝 10:30~15:00 麺が無くなり次第終了
定休日 火曜日・水曜日(祝日は営業)
TEL 0875-23-7585
駐車場 5~6台?店の前でかなり狭いです。
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